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身体のお悩み

巻き肩は整体で改善する?原因・肩こりとの関係・セルフケアを理学療法士が解説

「鏡を見ると肩が前に出ている」

「横から写真を撮ると姿勢が悪く見える」

「胸を張っても、すぐ巻き肩に戻ってしまう」

「巻き肩になってから肩こりもひどくなった気がする」

「整体に行けば巻き肩は改善するの?」

このようなお悩みはありませんか?

巻き肩が気になると、「胸を張らないと」「肩甲骨を後ろに寄せないと」と姿勢を直そうとする方もいるでしょう。

しかし、巻き肩は肩を後ろに引くだけで改善するとは限りません。

肩の位置には、胸の筋肉だけでなく、肩関節や肩甲骨、背中の動き、普段の身体の使い方など、さまざまな要素が関係するからです。

この記事では理学療法士の視点から、

  • 巻き肩は整体で改善できるのか
  • 巻き肩になる5つの原因
  • 首こり・肩こりとの関係
  • 巻き肩に対する整体の内容
  • 自宅でできるセルフケア

について、分かりやすく解説します。

巻き肩を改善したい方は、まず「なぜ自分の肩が前に出て見えるのか」を一緒に考えていきましょう。

巻き肩は整体で改善できる?

結論からいうと、整体によって身体が動かしやすくなり、肩の位置や姿勢に変化がみられる場合があります。

ただし、「整体を1回受ければ巻き肩が完全に治る」とは限りません。

整体によって肩の動きが変化する可能性がある

腕を動かすときは、肩関節だけでなく肩甲骨や背中も一緒に動きます。

これらが動かしにくくなっている場合、必要な筋肉や関節へアプローチすることで、肩周辺を動かしやすくなる可能性があります。

大切なのは、肩を無理に後ろへ固定することではなく、肩や肩甲骨を楽に動かせる状態を目指すことです。

そもそも巻き肩とはどんな状態?

巻き肩とは一般的に、肩が身体の前方に位置しているように見える状態を指します。

ただし、巻き肩は病名ではなく、姿勢の特徴を表すときによく使われる言葉です。

肩甲骨だけでなく上腕骨も関係する

「巻き肩=肩甲骨が外に開いている」と考えられがちですが、肩の位置には腕の骨である「上腕骨」も関係します。

上腕骨と肩甲骨は組み合わさって肩関節を作っているため、巻き肩を見るときは肩甲骨だけではなく、腕や肩関節の状態も確認することが重要です。

なぜ巻き肩になるの?考えられる5つの原因

巻き肩に見える理由は一つとは限りません。

代表的な5つの要素を見てみましょう。

① 長時間のデスクワーク

パソコン作業では、キーボードやマウスを操作するため、腕を身体の前に置く時間が長くなります。

その結果、肩周辺を大きく動かす機会が少なくなりやすいです。

② スマートフォンを長時間使用している

スマートフォンも腕を身体の前に出して使用します。

スマホそのものが悪いのではなく、同じような姿勢で長時間過ごしやすいことがポイントです。

③ 胸の前の筋肉が硬くなっている

胸には大胸筋や小胸筋などがあります。

これらの筋肉が硬くなっている場合、肩周辺の動きに影響することがあります。

ただし、「胸の筋肉が硬いから巻き肩」と一つの原因だけに決めつけないことが大切です。

④ 肩甲骨や胸椎が動かしにくい

腕を上げたり回したりするときは、肩甲骨も一緒に動きます。

また、背中にある胸椎の動きも肩周辺の動作に関係します。

そのため、巻き肩では肩だけでなく、背中の動きも確認することがあります。

⑤ 腕や肩を動かす機会が少ない

デスクワーク中心の生活では、腕を頭より高く上げたり、大きく回したりする機会が減ります。

普段から肩をさまざまな方向へ動かすことも大切です。

巻き肩と首こり・肩こりには関係がある?

巻き肩が気になる方の中には、首こりや肩こりも感じている方がいます。

肩の位置が変われば周辺の筋肉の働き方も変わるため、両者が関係する場合はあります。

「巻き肩=肩こり」とは限らない

注意したいのは、巻き肩だから必ず肩こりになるわけではないことです。

肩こりには、

  • 仕事環境
  • 運動量
  • 睡眠
  • ストレス
  • 日常生活での身体の使い方

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、「肩こりは巻き肩が原因」と決めつけず、症状がどのような場面で出ているのかを確認することが重要です。

巻き肩に対する整体ではどんなことをするの?

整体院によって施術方法は異なりますが、大切なのは最初に身体の状態を確認することです。

肩関節・肩甲骨・胸椎の動きを確認する

たとえば、

  • 腕を上げる
  • 腕を後ろへ動かす
  • 肩を回す
  • 背中を伸ばす
  • 身体をひねる

などの動きを確認します。

そのうえで、動かしにくい場所や筋肉の状態に合わせて施術を行います。

施術後は見た目だけでなく動きも確認する

施術後は、肩の見た目だけでなく、

  • 腕を上げやすくなったか
  • 肩を動かしやすくなったか
  • 背中を動かしやすくなったか

なども確認することが重要です。

巻き肩は整体に何回通えば改善する?

結論として、必要な回数には個人差があります。

身体の状態、巻き肩が気になっている期間、仕事、運動習慣などは一人ひとり違うからです。

「巻き肩なら○回」と一律には決められない

1回の施術で肩の位置に変化がみられることもありますが、その変化が長く続くとは限りません。

「巻き肩なら○回」と決めるのではなく、身体の変化を確認しながら必要な頻度や期間を考えることが大切です。

関連記事:整体に通う回数や頻度の考え方については、こちらの「整体は何回通えばいい?まず知っておきたい「整体 何回」の基本」で詳しく解説しています。

巻き肩を改善するために自宅でできるセルフケア2選

巻き肩が気になる方は、肩を後ろへ引くだけではなく、普段あまり使っていない方向へ肩や背中を動かしてみましょう。

ここでは、自宅で簡単にできる2つのセルフケアをご紹介します。

① 壁を使ったバンザイ運動|肩甲骨を大きく動かす

やり方

  1. 壁に背中を向けて立つ
  2. 後頭部と背中を無理のない範囲で壁につける
  3. 両肘を曲げ、腕を身体の横に構える
  4. 壁に沿わせるように両腕をゆっくり上げる
  5. 上げられるところまで上げたら、ゆっくり元へ戻す
  6. 5〜10回程度繰り返す

ポイントは、腰を反って無理に腕を上げないことです。

腕が壁から離れても問題ありません。

「壁に腕をつけること」よりも、痛みのない範囲で肩や肩甲骨をゆっくり動かすことを意識しましょう。

② 肩の外旋運動|肩関節をゆっくり動かす

やり方

  1. 背筋を楽に伸ばして座る
  2. 両肘を90度程度曲げる
  3. 肘を身体の横につける
  4. 肘を離さず両手を外側へゆっくり開く
  5. ゆっくり元へ戻す
  6. 10回程度繰り返す

肩甲骨を強く寄せるのではなく、肩を無理なく動かすことを意識しましょう。

痛みやしびれが出る場合は中止してください。

巻き肩で整体院を選ぶときの5つのポイント

巻き肩で整体院を探す場合は、次の5つを確認してみましょう。

① 見た目だけで判断しない

姿勢の写真だけでなく、実際の身体の動きを確認してくれるかがポイントです。

② 肩関節・肩甲骨・胸椎を確認してくれる

肩だけに原因を決めつけず、関連する部分まで評価してくれることが重要です。

③ 身体の状態を説明してくれる

なぜ現在の姿勢になっているのかを、分かりやすく説明してくれるところを選びましょう。

④ 効果を断定しない

「1回で必ず治る」などと言い切らず、身体の変化を確認してくれることも大切です。

⑤ セルフケアを教えてくれる

自宅でできる運動まで教えてもらえると、自分でも身体を整えやすくなります。

理学療法士が考える巻き肩改善で大切なこと

巻き肩改善で特に大切なのは、「肩甲骨を寄せる=良い姿勢」と考えすぎないことです。

肩甲骨は、本来さまざまな方向へ動きます。

一日中後ろへ寄せた状態を作ろうとすると、かえって肩や背中に力が入ってしまうことがあります。

肩を固定するのではなく動かせる状態を目指す

巻き肩改善では、肩を決まった位置へ固定するのではなく、肩関節・肩甲骨・背中を必要に応じて楽に動かせる状態を目指しましょう。

まとめ|巻き肩は肩を後ろに引くだけでは改善しない

巻き肩には、

  • デスクワーク
  • スマートフォン
  • 胸の筋肉
  • 肩甲骨や胸椎の動き
  • 腕や肩を動かす機会

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、「肩が前に出ているから後ろへ戻す」と単純に考える必要はありません。

また、巻き肩と首こり・肩こりが一緒にみられることはありますが、巻き肩だけが症状の原因とは限りません。

整体を利用する場合も、見た目だけではなく肩関節・肩甲骨・胸椎などの動きを確認してもらうことが大切です。

そして、自宅では肩や背中を無理のない範囲で動かす習慣を取り入れてみましょう。

巻き肩改善で大切なのは、肩を無理に「正しい位置」へ固定することではなく、自分の肩や肩甲骨を楽に動かせる状態を目指すことです。

まずは自分の身体がどのような状態になっているのかを知るところから始めてみましょう。

六本木で巻き肩・姿勢改善にお悩みの方へ

六本木の整体サロンHealthy roomでは、巻き肩という見た目だけで判断せず、姿勢や身体の動きを確認したうえで施術を行っています。

理学療法士・作業療法士が身体の状態を確認します

施術は国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が担当します。

初回では、

  • 巻き肩が気になる場面
  • 首こり・肩こりの有無
  • デスクワークやスマートフォンの使用状況
  • 普段の姿勢
  • 肩関節の動き
  • 肩甲骨・胸椎の動き

などを確認します。

そのうえで現在の身体の状態をご説明し、一人ひとりに合わせた施術をご提案します。

「巻き肩だから肩甲骨を寄せる」「胸の筋肉が硬いから伸ばす」と決めつけるのではなく、評価した内容をもとに必要な施術やセルフケアを考えることを大切にしています。

初回整体・ご予約について

初回整体:60分 6,600円

ご予約・お問い合わせは公式LINEから受け付けています。