脚のむくみに整体は効果がある?5つの原因と改善方法を理学療法士が解説
「夕方になると脚がパンパンになる」
「仕事が終わるころには靴がきつい」
「ふくらはぎが重くて、帰宅すると脚を上げたくなる」
「整体でむくみを流してもらえば良くなるの?」
このようなお悩みはありませんか?
脚がむくむと、「血流が悪いから」「リンパが詰まっているから」と考え、強く揉んで流そうとする方もいるでしょう。
しかし、むくみは単純に強く揉めば解決するものではありません。
長時間の立ち仕事やデスクワーク、身体を動かす機会の少なさ、食生活など、さまざまな要素が関係します。また、なかには病気によって起こるむくみもあります。
だからこそ大切なのは、むくんでいる場所だけを見るのではなく、「なぜ自分の脚はむくみやすいのか?」を考えることです。
この記事では、むくみの原因から整体でできること、病院を優先した方がよい症状、自宅でできるセルフケアまで、理学療法士が分かりやすく解説します。
夕方のつらい脚を少しでも楽にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「むくみ」とは?
むくみとは、皮膚の下などの組織に余分な水分がたまった状態です。
医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれます。
脚はむくみを感じやすい

身体の中では、血液やリンパ液などが流れながら水分のバランスを保っています。
特に脚は重力の影響を受けやすいため、長時間立ったり座ったりしていると水分がたまりやすくなります。
そのため、朝は気にならなくても、夕方になると「靴下の跡が残る」「脚が重い」と感じる人がいます。
「老廃物がたまっている」とだけ考えず、身体の中の水分が関係していると覚えておきましょう。
整体でむくみは改善できる?
結論として、むくみの原因によっては、整体後に脚が軽く感じたり、動かしやすく感じたりする場合があります。
ただし、すべてのむくみを整体で改善できるわけではありません。
整体後に脚が軽く感じる場合がある
筋肉への施術やストレッチ、足首などを動かすことで、身体の緊張が和らぎ「脚が軽い」と感じる方はいます。
一方、立ち仕事やデスクワークなど、むくみに関係している生活環境が変わらなければ、再び夕方にむくみを感じることもあります。
そのため、整体だけに頼らず、普段の身体の使い方まで見直すことが大切です。
なぜ脚がむくむの?考えられる5つの原因
脚のむくみには、さまざまな原因があります。
① 長時間の立ち仕事
長い時間立っていると、重力の影響によって脚に水分がたまりやすくなります。
販売、接客、美容、医療など、立っている時間が長い仕事では特に感じやすいでしょう。
② 長時間のデスクワーク
座っていること自体が悪いわけではありません。
問題になりやすいのは、長時間ほとんど脚を動かさないことです。
足首やふくらはぎを動かす機会も少なくなります。
③ 身体を動かす機会が少ない
歩くときには、ふくらはぎの筋肉や足首が動きます。
普段ほとんど歩かない人では、このような脚の筋肉を使う機会も減ります。
④ 塩分の多い食事
食事の塩分も身体の水分バランスに関係しています。
むくみが気になる場合は、施術だけでなく普段の食事を振り返ることも一つの方法です。
⑤ 身体の状態や病気が関係している
むくみには、心臓・腎臓・肝臓・静脈などの病気や、一部の薬が関係する場合もあります。
そのため「むくみ=運動不足」と自己判断しないことも大切です。
むくみと血流・ふくらはぎにはどんな関係がある?
「むくみは血流が悪いから」と説明されることがありますが、それだけではありません。
身体の水分バランスには、血管やリンパ系など、いくつもの仕組みが関係しています。
ふくらはぎの筋肉も脚の循環に関係する

歩いたり足首を動かしたりすると、ふくらはぎの筋肉が縮んだり緩んだりします。
この筋肉の働きは、脚の静脈の血液を心臓へ戻すことを助けます。
そのため、むくみ対策では「強く揉んで流す」だけではなく、自分で脚を動かすことも重要です。
このむくみは整体で大丈夫?病院を優先した方がよい症状
むくみのなかには、整体ではなく医療機関を優先した方がよいものがあります。
急に片脚だけむくんだ場合
特に、
- 片脚だけ急に腫れた
- 脚に強い痛みがある
- 赤くなっている
- 熱を持っている
といった場合は、自己判断で揉まずに医療機関へ相談してください。
息苦しさや胸の痛みがある場合
むくみに加えて息苦しさや胸の痛みなどがある場合は、緊急性が高い可能性があります。
速やかに医療機関へ相談し、状態によっては救急要請も検討してください。
また、むくみが長く続く、だんだん悪化する、全身がむくむ場合も、一度医療機関へ相談しましょう。
むくみに対する整体ではどんなことをするの?
むくみに対する整体では、ふくらはぎを揉むだけではなく、まず身体や生活の状態を確認することが大切です。
むくみの状態や生活について確認する
まず、
- いつからむくむのか
- 片脚か両脚か
- 朝と夕方で変化するか
- 立ち仕事かデスクワークか
- どのくらい身体を動かしているか
- 痛みや赤み、熱感がないか
などを確認します。
足首・膝・股関節などの動きを確認する
必要に応じて、
- 足首の動き
- 膝の動き
- 股関節の動き
- 歩き方
- 立ち上がりなどの日常動作
も確認します。
そのうえで、身体の状態に合わせて筋肉へのやさしい施術やストレッチなどを行い、仕事中にできる運動なども提案します。
むくみと姿勢・骨盤には関係がある?
「骨盤が歪むとリンパが詰まって脚がむくむ」と聞いたことがある方もいるでしょう。
しかし、骨盤の歪みだけがむくみの原因とは限りません。
「正しい姿勢」を保つより姿勢を変えることが大切
むくみ対策では「正しい姿勢をずっと維持する」ことより、同じ姿勢を長時間続けないことが重要です。
デスクワークなら途中で立つ、立ち仕事なら休憩中に足首を動かすなど、姿勢を変えることを意識してみましょう。
むくみを取ると脚は細くなる?
むくみが減ることで、足首やふくらはぎが一時的にスッキリ見える場合はあります。
しかし、むくみが減ることと脂肪が減ることは別です。
「むくみが減る=脂肪が減る」ではない
整体を受けたあとに脚の見た目が変化しても、それを「脂肪が落ちた」「痩せた」と考えることはできません。
脚痩せが目的なら、運動や食事なども含めて考える必要があります。
自宅でできる脚のむくみ対策3選
普段から脚を動かす時間を作ってみましょう。
① 足首を動かす
- 椅子に座る
- かかとを床につける
- つま先を10〜20回上げ下げする
- 次につま先を床につける
- かかとを10〜20回上げ下げする
デスクワーク中でも取り入れやすい方法です。
② かかと上げをする
- 壁や椅子につかまる
- 足を腰幅程度に開く
- かかとをゆっくり上げる
- ゆっくり下ろす
- 10〜20回繰り返す
痛みのない範囲で行いましょう。
③ こまめに歩く
長時間座る場合は、可能な範囲で途中に歩く時間を作りましょう。
トイレへ行く、飲み物を取りに行くなど、短い時間でも構いません。
ふくらはぎを動かすことを意識します。
痛みがある場合は無理に行わないでください。
むくみで整体院を選ぶときの5つのポイント
① むくみを「リンパの詰まり」だけで説明していない
むくみには複数の要素が関係します。
一つの原因だけで説明していないか確認しましょう。
② いつからむくんでいるかや左右差を確認してくれる
片脚だけなのか、両脚なのか、朝と夕方で変化するのかなどを確認してくれることが大切です。
③ 必要な場合は医療機関への受診をすすめてくれる
整体で対応できるものばかりではありません。
必要に応じて医療機関への受診をすすめてくれるか確認しましょう。
④ 強く揉むことだけを目的にしていない
強く揉めばむくみが取れるとは限りません。
身体の状態に合わせて施術の強さや方法を調整してくれるところを選びましょう。
⑤ 自宅や仕事中にできる対策も教えてくれる
足首の運動や歩く習慣など、普段の生活で取り入れられる対策を提案してくれることも重要です。
理学療法士が考えるむくみ対策で大切なこと
むくみ対策で大切なのは、むくんでいる場所だけを揉んで終わらせないことです。
「一日の中でどのくらい脚を動かしているか」を振り返る
毎日夕方に脚がむくむのであれば、「一日の中でどのくらい脚を動かしているか?」を振り返ってみましょう。
整体を受ける日だけではなく、
- 歩く
- 足首を動かす
- かかとを上げる
- 同じ姿勢を長時間続けない
など、普段の生活に対策を入れることが重要です。
まとめ|むくみは「強く揉んで流せばいい」とは限らない
むくみは、皮膚の下などの組織に余分な水分がたまった状態です。
長時間の立ち仕事やデスクワーク、身体を動かす機会の少なさなどが関係することがあります。
そのため、「血流が悪いから」「リンパが詰まっているから」と一つの原因だけで考えず、普段の生活まで振り返ることが大切です。
そして、急に片脚だけ腫れた場合や、痛み・赤み・熱感、息苦しさ、胸の痛みなどがある場合は、整体より医療機関を優先してください。
むくみ対策は「流す」だけではなく、自分の脚を動かすことも大切です。
足首を動かす、こまめに歩くなど、できることから毎日の生活に取り入れてみましょう。
六本木で脚のむくみにお悩みの方へ
六本木の整体サロンHealthy roomでは、「むくみ=リンパを流せばよい」と決めつけず、身体の状態や普段の生活を確認したうえで施術を行っています。
理学療法士・作業療法士が身体の状態を確認します
施術は国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が担当します。
初回では、
- むくみが気になる場所
- むくみが強くなる時間帯
- 片脚か両脚か
- 立ち仕事・デスクワークなどの仕事内容
- 普段の運動量
- 足首・膝・股関節などの動き
を必要に応じて確認します。
そのうえで、一人ひとりに合わせた施術やセルフケアをご提案します。
初回整体・ご予約について
初回整体:60分 6,600円
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