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身体のお悩み

不眠に整体は効果ある?眠れない5つの原因と睡眠を整える方法を理学療法士が解説

「布団に入ってもなかなか眠れない」

「夜中に何度も目が覚めてしまう」

「寝ているはずなのに、朝から身体が重い」

「寝る前になると身体に力が入ってリラックスできない」

「整体を受ければ、ぐっすり眠れるようになるの?」

眠れない夜が続くと、「今日も眠れなかったらどうしよう」と寝ること自体が不安になる方もいるでしょう。

さらに、睡眠不足によって日中も眠い、仕事に集中できない、疲れが取れないなど、生活にも影響が出てしまいます。

そこで「身体をほぐせば眠れるのでは?」「自律神経を整えれば不眠が改善するのでは?」と整体を探す方もいます。

しかし、不眠=自律神経の乱れとは限りません。

ストレス、生活リズム、夜の光、身体の不調、薬など、睡眠にはさまざまな要素が関係します。

大切なのは、「眠れない原因を一つに決めつけないこと」です。

この記事では、不眠の種類や原因、整体でできること、自律神経との関係、病院へ相談した方がよいケース、自宅でできる睡眠対策まで理学療法士が分かりやすく解説します。

そもそも不眠とは?

不眠とは、単純に「睡眠時間が短いこと」ではありません。

寝つけない、途中で目が覚めるなどの睡眠の問題が続き、日中の生活にも影響しているかが重要です。

「眠れない=すべて不眠症」ではない

仕事や旅行、強いストレスなどによって、一時的に眠れないことは誰にでもあります。

また、必要な睡眠時間には個人差があります。

「必ず8時間眠らなければいけない」と考えるのではなく、睡眠の状態と日中の体調を合わせて考えることが大切です。

不眠にはどんなタイプがある?

不眠の悩みは人によって違います。代表的には次のようなタイプがあります。

① なかなか寝つけない「入眠困難」

布団に入ってもなかなか眠れず、寝つくまでに長い時間がかかる状態です。

② 夜中に目が覚める「中途覚醒」

一度眠っても夜中に何度も目が覚めたり、その後なかなか眠れなかったりします。

③ 朝早く目が覚める「早朝覚醒」

起きる予定の時間よりかなり早く目が覚め、そのまま眠れなくなる状態です。

④ 寝た感じがしない「熟眠障害」

睡眠時間は取れていても、「ぐっすり眠れなかった」「疲れが残っている」と感じます。

これらは一つだけではなく、複数が重なる場合もあります。

なぜ眠れない?不眠につながる5つの要因

眠れない理由は一つではありません。

① ストレスや考え事

仕事、人間関係、将来への不安などで、寝る直前まで考え事が続くと眠りにくくなる場合があります。

② 生活リズムが不規則

平日と休日で起きる時間が大きく違うなど、不規則な生活は睡眠のリズムに影響することがあります。

③ 夜の光やスマートフォン

夜遅くまで明るい場所で過ごしたり、寝る直前までスマートフォンを見たりする習慣も睡眠に関係します。

④ 日中に身体を動かす機会が少ない

デスクワーク中心で一日中ほとんど身体を動かさない生活も、睡眠を考えるうえで見直したいポイントです。

⑤ 身体・心の問題や薬など

身体の痛み、病気、心の不調、服用している薬などが眠りに影響することもあります。

また、

  • 夕方以降のカフェイン
  • 長時間または夕方以降の昼寝
  • 寝酒

などが睡眠に影響することもあります。

服用している薬が気になる場合は、自己判断で中止せず、処方した医師や薬剤師へ相談しましょう。

そのため、「生活習慣が悪いから眠れない」と決めつけないことが重要です。

この不眠は整体で大丈夫?病院へ相談した方がよいケース

不眠があるからといって、すべて整体で対応できるわけではありません。

睡眠の問題が続き生活に影響している場合

眠れない状態が続き、

  • 日中の強い眠気
  • 集中力の低下
  • 仕事への影響
  • 家事への影響
  • 日常生活への支障

などがある場合は、医療機関への相談を検討しましょう。

いびき・呼吸停止・強い眠気などがある場合

また、

  • 大きないびきを指摘される
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると言われる
  • 十分寝ても日中の眠気が非常に強い
  • 強い不安や気分の落ち込みが続いている

などの場合も、整体だけで様子を見るのではなく医療機関へ相談することが大切です。

不眠に整体は効果ある?

整体を受けた後に、身体の緊張が和らいだり、リラックスしたと感じたりする人はいます。

ただし、整体で不眠症そのものを治療するわけではありません。

整体は休みやすい身体づくりをサポートする選択肢

首や肩がつらい、身体に力が入って休みにくいなど、身体の不快感がある人では、その負担を見直すことが睡眠環境を整える一つの方法になります。

そのため、「整体を受ければ必ず眠れる」ではなく、身体を休ませやすくするための選択肢の一つとして考えるとよいでしょう。

不眠と自律神経にはどんな関係がある?

自律神経は、心拍や血圧など、自分で意識しなくても働く身体の機能に関係しています。

睡眠や覚醒との関係もありますが、ここで注意したいのが「眠れない=自律神経が乱れている」という考え方です。

整体で自律神経を正常に戻すとは言えない

「背骨を整えると副交感神経が優位になり、不眠が治る」という単純な仕組みではありません。

整体を受けてリラックスする人はいますが、それと「自律神経を治療した」ということは別です。

不眠では自律神経だけに注目せず、生活リズムやストレス、身体の状態なども合わせて考えましょう。

関連記事:整体で自律神経は整う?症状・原因・受診の目安・セルフケアを理学療法士が解説

不眠と首こり・肩こり・身体の緊張には関係がある?

首や肩のつらさなど、身体の不快感が気になって寝つきにくくなる場合はあります。

たとえば、布団に入っても首がつらくて姿勢が決まらない状態では、リラックスしにくいでしょう。

肩こりを改善すれば不眠が治るとは限らない

身体の不快感と睡眠には関係する場合がありますが、「肩こりを改善すれば不眠も治る」とは限りません。

身体のつらさがある場合は、その負担を減らすことも睡眠を考えるうえでの一つの方法です。

不眠と呼吸にはどんな関係がある?

緊張しているときには呼吸が速くなるなど、呼吸と心身の状態には関係があります。

ただし、「呼吸が浅いから不眠になる」と一つの原因に決めることはできません。

寝る前のゆっくりした呼吸を取り入れる

寝る前にゆっくり呼吸することは、気持ちを落ち着かせる時間を作る方法の一つとして取り入れてみましょう。

呼吸だけで不眠を改善しようとするのではなく、睡眠習慣を見直す方法の一つとして考えることが大切です。

不眠に対する整体ではどんなことをするの?

整体では、いきなり身体をほぐすのではなく、まず睡眠や身体の状態を確認します。

睡眠・身体・生活習慣を確認する

まず、

  • 寝る時間
  • 起きる時間
  • 寝つくまでの時間
  • 夜中に目が覚める回数
  • 日中の眠気
  • 仕事
  • 運動習慣
  • 首こり・肩こり
  • 身体の緊張

などを必要に応じて確認します。

首・肩・肩甲骨・胸椎など身体の状態を確認する

そのうえで、

  • 首の動き
  • 肩の動き
  • 肩甲骨の動き
  • 胸椎の動き
  • 姿勢
  • 呼吸

など、身体の状態を必要に応じて確認します。

身体の状態に合わせて筋肉へのやさしい施術やストレッチなどを行い、一人ひとりに合わせたセルフケアも提案します。

自宅でできる睡眠対策5選

不眠対策では、寝る直前だけではなく、一日の過ごし方を見直すことが大切です。

① 起きる時間をできるだけ一定にする

休日も起床時間が大きくずれないようにしましょう。

「早く寝なければ」と寝る時間だけを意識するのではなく、まず起きる時間を大きく変えないことを意識してみましょう。

② 朝に光を浴びる

朝起きたらカーテンを開けたり外へ出たりして、朝の光を浴びましょう。

朝の光は、一日の生活リズムを整えるうえでも重要です。

③ 日中に身体を動かす

散歩、階段、買い物など、無理なく続けられる活動から始めます。

激しい運動をしなければ意味がないわけではありません。

普段ほとんど身体を動かしていない人は、短時間の歩行などから始めてみましょう。

④ 寝る前のスマートフォンを減らす

完全に禁止する必要はありませんが、寝る直前まで長時間見る習慣は見直してみましょう。

ベッドに入ってからスマートフォンを長時間見る習慣がある人は、使用する時間や場所を変える方法もあります。

⑤ 寝る前にゆっくり呼吸する

楽な姿勢になり、無理なく息を吸った後、ゆっくり吐きます。

数回繰り返し、身体に力を入れすぎないことがポイントです。

無理に深く吸おうとせず、苦しくない範囲で行いましょう。

不眠を改善するために避けたい3つのこと

睡眠を良くしようとする行動が、かえって「眠らなければ」というプレッシャーにつながる場合もあります。

① 「8時間寝なければ」と考えすぎる

必要な睡眠時間には個人差があります。

「8時間眠らなければ健康に悪い」「今日も眠れなかった」と考えすぎることで、睡眠への不安が強くなる場合もあります。

睡眠時間の数字だけではなく、日中の眠気や体調も合わせて考えましょう。

② ベッドで長時間スマートフォンを見る

眠れないからとスマートフォンを見続ける習慣は見直しましょう。

ベッドで長時間画面を見ることが習慣になっている場合は、寝る場所とスマートフォンを使う場所を分けることも一つの方法です。

③ 寝酒に頼る

お酒を飲むと寝つきやすく感じる場合があります。

しかし、途中で目が覚めるなど、その後の睡眠に影響することがあります。

「眠るために飲酒する」という習慣には注意しましょう。

不眠で整体院を選ぶときの5つのポイント

不眠の悩みで整体を利用する場合は、次の5つを確認しましょう。

① 「不眠が必ず治る」と断定していない

不眠にはさまざまな要素が関係します。

「1回で眠れるようになる」「不眠症が治る」などと効果を断定していないか確認しましょう。

② 原因を自律神経だけで説明していない

睡眠には、生活リズム、ストレス、身体の状態、薬などさまざまな要素が関係します。

「自律神経が乱れているから眠れない」と原因を一つに決めつけていないか確認しましょう。

③ 睡眠や生活習慣まで確認している

身体の状態だけでなく、

  • 起床時間
  • 就寝時間
  • 日中の活動
  • 仕事
  • スマートフォン
  • カフェイン
  • 昼寝

など、普段の生活まで確認してくれることが大切です。

④ 必要に応じて医療機関への相談をすすめている

強い日中の眠気や睡眠中の呼吸停止など、医療機関での確認が必要と考えられる場合に受診をすすめてくれるか確認しましょう。

⑤ 施術者の資格・経験が明確になっている

「不眠専門」「自律神経専門」という言葉だけではなく、誰がどのような資格・経験を持ち、どのような考え方で施術するのか確認することが大切です。

理学療法士が考える不眠改善で大切なこと

睡眠を改善したいときは、夜だけではなく**「朝から一日を見ること」**が大切です。

睡眠は夜だけでなく一日の過ごし方から考える

例えば、

  • 朝起きる時間
  • 朝の光
  • 日中の活動量
  • 昼寝
  • カフェイン
  • 夜のスマートフォン
  • 寝る前の過ごし方

など、一日の積み重ねが睡眠に関係します。

「寝る直前に何をすれば眠れるのか?」だけに注目せず、一日の生活全体を振り返ってみましょう。

整体だけで解決しようとせず、身体の状態と生活の両方を見直すことが大切です。

まとめ|不眠は「自律神経を整えれば眠れる」とは限らない

不眠には、

  • ストレス
  • 生活リズム
  • 夜の光
  • スマートフォン
  • 日中の活動量
  • 身体や心の不調
  • カフェインや飲酒

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、「自律神経が乱れているから眠れない」と一つの原因に決めつけないことが大切です。

整体は不眠症そのものを治療するものではありませんが、首・肩のつらさや身体の緊張などを見直し、休みやすい状態を作るための選択肢にはなります。

まずは、起きる時間、朝の光、日中の活動、寝る前のスマートフォンなど、できることから見直してみましょう。

そして、眠れない状態が長く続く、日中の生活に大きく影響する、大きないびきや呼吸停止を指摘されるなどの場合は、整体だけで様子を見ず医療機関へ相談することが大切です。

六本木で睡眠に伴う首・肩のつらさや身体の緊張にお悩みの方へ

六本木の整体サロンHealthy roomでは、「眠れない=自律神経が乱れている」と決めつけず、睡眠の状態や生活習慣、首こり・肩こりなど身体の不快感を確認します。

理学療法士・作業療法士が身体の状態を確認します

施術は国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が担当します。

初回では、

  • 寝つき
  • 夜中の目覚め
  • 日中の眠気
  • 仕事
  • 運動習慣
  • 首こり・肩こり
  • 身体の緊張
  • 姿勢
  • 呼吸

などを必要に応じて確認します。

そのうえで身体の状態をご説明し、一人ひとりに合わせた施術やセルフケアをご提案します。

整体で不眠症そのものを治療することはできませんが、身体のつらさや緊張を見直し、休みやすい状態づくりをサポートします。

医療機関での確認を優先したほうがよい場合には、整体だけで対応せず受診をご案内します。

初回整体・ご予約について

初回整体:60分 6,600円

ご予約・お問い合わせは公式LINEから受け付けています。